小粒曲

12月15日
シアターPOO
第4回藤由越山尺八ライブ「虚無僧との遭遇」

懺悔、回向、陽関三畳、
(弟子)九州鈴慕をはさんで
一二三調、滝落
ー休憩ー
(一節切で)ジェルソミーナ、ゆりかごの歌
尺八に戻ってーギター伴奏でー禁じられた遊び、枯葉
雪の降る街を
<小粒曲>
(弟子と掛合ひで)鳴鶴、鉢返

小粒曲とは落語の小噺からの発想による仮の命名
落語家の見習ひが最初に教はり前座が演ずるとされる短い噺であるが
大ベテランがまとめて話すといい演目になる
例へば志ん生米朝・談志・金馬(艶笑小噺)などがやってゐるがなかなか面白い
尺八でも同じことができるのではないかと思った
その試みとして
外国の短い名曲や我が国の子守唄などを続けて吹いた
今後このタイトルで掘り下げて行きたい
小曲0(こきょく)では古曲と間違晴れる恐れがあるので小粒曲とした

一二三調も尺八曲としては初心者用の曲だらうが
これを初心者の演じ方とベテランの吹き方として吹分けてみた