演奏会で課題続々

鼻笛のモスリン氏によると この鼻笛はいい楽器だと4オクターブ
が可能だといふ
以前入手して舞台上で吹いたこともあったが 音域をそこまでとは
思ってもみなかった
吹奏技術の更なる開発を考へていけば 他の楽器の開発にもつな
がるであらう
良いヒントをいただいた

一部で
いつもの子守唄メドレーと 美空ひばりの「リンゴ追分」「悲しい
酒」「みだれ髪」
二部で
洞簫「関山月」
短簫「大長今」「恨五百年」
尺八「虚鈴」「白骨鈴慕」
当初の演奏予定では 与へられた時間ではとても収まりきれないこ
とがわかり 大分削った
それで完全燃焼できなかった
それに 音の反響が聞けず 苦しかった
演奏者だって自分の音に多少とも酔ってみたいものなのに それが
全く無かった
「尺八は生音がいい」とか「マイクがあると顔がよくみえない」
なんて言はれて その気になったのがいけなかったか
演奏開始前にもっと検討すべきであった

土笛と石笛を持参してきたお客さんがあり 短時間であったが
試吹させてもらったが勝手が違ひ 後で研究することにして
一旦預かった
家に帰ってよく形を見たらおよその見当がついたのでひと安心