太鼓の調達

一昨年誕生した阿波踊りの遊夏連を応援してゐる
一昨年は笛の演奏を頼まれて2日参加した
去年は締太鼓を一日だけ頼まれて参加した
去年の笛は事前に二人を特訓して間に合はせた
今年は更にもう二人を特訓中である
笛が4人になると太鼓がもっと多ければといふ声が出てくる
そこで太鼓の値段を聞いてみたら そこそこの物だと10万円は
覚悟しなければならないやうだ
誕生したばかりの零細連では負担が重い

野球の野村監督ではないが 零細なら零細なりに工夫し考へてみる
必要がある
元々は三味線に小鼓位で囃し始めたらしいから 太鼓は必須条件
ではないだらう
かつてフライパンを叩くのを売り物にした連もあった
大太鼓と締太鼓が1台づつあるのだから これを補強する手段を
考へればいいわけだ
大ツヅミ・樽・竹の大筒・木魚・拍子木などの例はある
ただしこれらは 太鼓類がふんだんに揃った連がプラスアルファの
彩りとして加へたものである
そこで逆転の発想!
これらの物を 彩りとしてでなく メインの楽器としてみたらと
考へた
大ツヅミ以外は高価ではないから揃へやすい
筆者も以前から それらを それこそ彩りとして使ってきた
拍子木類3種を使ひまわしたし 木魚も色々叩き割った
新たに買はなくても すでに持ってゐる
ほかにもケンガリがあり杖鼓がある
練習の時からキッチリ組んで稽古しておけばいい囃子になるだらう