吹く前に曲の名を

3月19日 
三鷹の寺院
親戚の告別式

頼まれて 僧侶の読経の後で尺八を吹いた
多くの参列者から感謝された
火葬場へ行くバスの中で「吹いたのは名前の付いた曲ですか?」と
尋ねられ「手向けの曲です」と答へたのであるが 司会の女性が
単に「尺八の献奏をしていただきます」と紹介したことに気が付いた
普段はプログラムに書いてあったりアナウンスされてからなので
題名は先に提示されるので今回そのことを特に意識してゐなかった
誰が聴いてもそれらしい曲であったからいいが できればタイトルを
言ってから吹くべきであったと反省した
その方が聴く側にとっても安心なのだ