たった一人の観客

10月11日
中野区 桃園会館
お笑い演芸」ゆるゆる寄席!

ギャラリー久の落語会が終わってから駆け付けたら
あらかたの演目は終わってゐた
そして演者たちは自分の出番がすんだらどんどん帰ってしまったらしかった
筆者は最後の出番をあてがってもらったわけだが残り時間はあまりなく
折りたたみ椅子を並べた観客席には観客は一人になってゐた
演技の心得としてよく「多数の観客の中の一人を目標にして演ぜよ」
といふのがある
何のことはない必然的にそんな状況になってたわけで
これはこれで有意義な経験だった
「越後鈴慕」をトリとして力を込めて吹いた