東海道の虚無僧流し

1月17日
東海道かわさき宿交流館
新春公演 今に伝える日本の芸能

ヴァイオリン演歌の楽四季一生氏発案の公演
虚無僧流しを頼まれたので会場後ろから舞台に向かって
編み笠を被って進み舞台前で天蓋を取り客席に向かって演奏
流しは「雲井調本手調」で顔を見せてからは「雲井獅子」
会場名と虚無僧流しは相性がいいと後で気が付いた

深川江戸資料館の時に準して臨んだのであるがあとになって
考へてみると出し物は似たり寄ったりの所もあるが全体の
時間が前者の約倍なので違ったやり方を工夫する道があった
つまり腰を据えてしっかり聴かせる演技だ
これは次の課題

楽屋で天蓋を珍しがって覗き込む人が多かった
これも演技にとりいれる方法がありさうだ
会場を去る時に尺八の持ち方を一寸説明したが
感心した声もあり これなどももっと膨らませ得るだらう