珍器珍技の吹き寄せ

10月12日
川崎 東海道かわさき宿交流館
かわさき宿de演遊会(二回目)

少しばかり出番が増えてきたので演目の幅を広げたいと思ひ
前回の「ゆるゆる寄席」あたりからいろいろな試みを始めた
「笛爺さんの珍器珍技の吹き寄せ」なんてタイトルも考へた
珍器とは文字通り珍しい楽器
珍技とは特殊なテクニックの披露といふ意味

この日は「紙の短冊の「吹き寄せ」と
ディヂュボックスの演奏と呼吸法のデモンストレーション

珍しいだけでなくやはり演奏の盛り上げも図りたい
そんな意識が頭をよぎったので一節切尺八では
珍器として持ち出したが演奏曲はおなじみの曲で
「アメージンググレース」から始め
「フニクリフニクラ」では手拍子を求めた
極め付けとして「ふるさと」を吹いたらあちらこちらから
ハミングが沸き起こった
最後は今度も尺八二重奏だがテンポを3段に分けて速めた
これは前日の千笛会で何度も稽古したもの