温泉ホテルでコンサートと練習三昧
9月3日〜6日
稲取東海ホテル湯苑
慶応義塾竹之会夏季合宿
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8回目になるこの合宿
雑事を忘れて十分稽古をしたいので
今年は3泊と、学生と同じ日数に増やした
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初日夜ロビーでコンサート
最初にロンドンで演じた「阿字観」「白骨鈴慕」「奥州鈴法」
一息ついて一節切で「無常」「薬師如来」「郷」
そのあとご当地曲として「伊豆流鈴慕」
次に趣を変へて「阿波鈴慕(よしこの以下)」
ワークショップはここでも「九州鈴慕」
最終日の学生発表会のあと請はれて「手向」
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今回の自分の稽古目標は「越後鈴慕」「尺八清声曲」「「5孔尺八による二泉
映月」を中心に、あとは「夢のあとに」などの復習
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これらの曲は以前から手掛けてゐるがシッカリとは身についてゐない難儀な曲で合宿の後も引き続き稽古する
今年の高円寺阿波踊り
8月25・26日
例年8月もこの頃になると暑さが引いてホッとしたものだったが
今年は最後まで猛暑が続いた
第一日目は最初の1時間だけ見る阿呆になりそのあと控室に戻って涼んだ
打ち上げには参加した
第二日目はほかに用事もあったので家にゐた
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自分の年のことも考へて本番からの引退を宣言しておいて良かった
周りの連中に心配をかけるのを避けるためであった
ワールド尺八フェスティバル参加以後
7月30日から8月7日まで足かけ9日でロンドンでの
ワールド尺八フェスティバルへの招待で参加してきました
尺八演奏3ステージ、ワークショップ1コマを気分よくこなし
ロンドンからは無事に帰着しました(台風13号と14号の間を縫って)
時差ぼけは感じることなくいい旅でありましたが
このところの暑さ続きにはいささか閉口してゐます
今後は以下のやうないろいろな活動拠点があります
・8月18日 本番参加からは引退するも(高円寺遊夏連)
後輩の指導のため阿波踊りの練習には参加していく
.千笛会
8月19日(日)
午後1時半よりワークショップ
午後3時より演奏会
いつもの会場グランドプラザ集会室
参加費300円、見学無料
ロンドンのお土産チョッピリあります
・9月3日から6日
伊豆稲取 東海ホテル
竹之会の合宿に参加し次の課題に取り掛かる
・9月の千笛会9日(日)
・9月16日(日)歩行天路上ライブ
.9月22日(土)
尺八ライブ@シアターPOO
.9月23日(日)
演芸かわさき宿(楽四季一生氏主催)に参加
・9月29日(土)
深川江戸資料館
「江戸の売り声と大道芸」(光田憲雄氏主催)に参加
・9月30日(日)
万尺八交流会(阿部敏行氏主催)に参加
板橋区郷土芸能伝承館
一日中尺八伴奏
6月9日
市川市 行徳文化ホール大会議室
詩吟神風流・燈照吟詠会
第22回温習会
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午前10時から午後5時までの尺八伴奏を頼まれた
普段はベテランの伴奏が多くかなり自由に吹いてゐるが
今回は初心者も多く吟に寄り添って
リードする位に応じやうと心がけた
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こんな長時間吹き続けるのは久しぶりでいい経験だった
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出演者は年配者が多く声の調子も低く
三本調子・二本調子・一本調子・水一本調子・水二本調子・水四本調子の6種類
使用尺八は1尺9寸から2尺5寸までを曙と雲井の2調子で対応した
普段使って無い尺八を動員したので
新たな発想が出てきた
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中間のゲストコーナーで筆者の独演の最初に
「歌ふもハミングもOKですよ」と断って[子守唄メドレー」を
吹いたところ会場の大勢が曲に合はせて歌ひ始めた
聴衆の一部が歌ふのはよくあるがほとんど全員が合唱するなんて
初めてだった
次いで「あめ〜テルテル坊主」「白骨鈴慕」
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打ち上げで自分も声を張り上げてみたいと思ったので
「金魚ーーエ、きーんぎょーーーーー」と
得意の売り声を披露した
さうしたら「これは吟の練習にいいなあ」とえらく感心された
(後日談)
12日夜目黒の全家福での飲み会「稔の秋」の席で
この話をしてもう一度売り声を目一杯に披露したら
離れた席のグループから思ひがけない盛んな拍手が沸き起こった