月例コンサート再開

12月20日
高円寺 ギャラリー久
千笛会月例コンサート

父の入院介護やその後の事情で中止してゐた月例コンサートを
再開した
邦楽ジャーナルの忘年会に際し OH!zanさんから「手向」をとの
リクエストがあった
何故だらうと思ったら 父が亡くなった事に気づいてくれたからで
あった
大往生であったから 筆者にはすぐには其処まで気が回らなかった
なるほどと 指摘に感謝して「手向」を吹いたのであった
いつもは1尺8寸管尺八で吹くが ふと長管で吹いて見ることを思ひ
ついたのであった
その延長上で この日も2尺2寸管で「一二三調」「供養」「手向」
を吹いた
・鋸音楽(ミュージカルソー)のノコ鈴木氏はこの会場は初参加
 で 相変はらす明るいいい表情で得意の曲を楽しく演奏
・下田氏の吟詠用漢詩と短歌をこの日の午前中に書き上げた
 下田氏は声の調子が二本調子だから2尺2寸管も好都合だった
二胡の宮川氏は25年前の張先生の稽古を思ひ出させてくれた
・光田氏が新しく著書を発表
 「光田憲雄著・江戸の大道芸人ー庶民社会の共生・つくばね叢書」
・電気工学の坂口氏がアッと驚くやうな拡声器を披露した
 良くは分からないが 皆興味津々であった

残念なことにオーナーの久保島夫人が入院で 来月は休会します