「阿字観」の集中練習

前述のごとくジャスティン泉龍に最善の稽古をつけるために自分も
懸命に稽古し直したのだが これを機会に楽譜や音源を数多く参照
し 昔習った時のメモも見返して繰り返し100回以上吹いた
集中没頭してゐるうちに 楽譜の行間や録音の息遣ひから今迄見え
て来なかったものが見えてきた
色んなバ─ジョンの小さな差も良く見えてきたから一層自信を
もって吹けるやうになった
それらを踏まへた上で 結局は自分の曲となるしかないことを
覚悟した