「阿字観」ブ─ムの予兆か

9月26日
板橋区 郷土芸能伝承館
万尺八交流会

午前9時から夜までの長い会
筆者は午前中弟子の稽古があったので午後に到着
ヨ─ロッパから帰ったジャスティンがゐて午前中に「阿字観」を
吹いたといふ
後で聞いた話では若いのが別派の「阿字観」を吹いたのださうだ
午後は四人衆が同様の「阿字観」を吹いた
ジャスティンの話では ヨ─ロッパ尺八大会の冒頭で筆者が教へた
「阿字観」を吹き その他イギリスでもインドでも同じ曲を吹いた
彼は ニ世荒木竹翁(五世古童)一門の会へ行くため中座した
遅れてアントトニオが来て得意の曲を吹いたら大好評だった
実はこの日アントニオのために 今稽古をつけてゐる「阿字観」を
マイヴァ─ジョンで聴かせるつもりだったが そんなに「阿字観」
が出たのでは遠慮しやうかと思って「シヅ」にした
しかしそのあとアントニオにせがまれたので 懇親会の時 座を
離れて対面で吹いて聴かせた
2日後に荒木氏から電話があって 一門の会でジャスティンが
「阿字観」を吹き みんなドキモをを抜かれたと言ふ
アントニオもスペインへ帰国後コンサ─トの予定があり そこで
「阿字観」を吹きたいと懸命に稽古してゐる
ひょっとすると「阿字観」のブ─ムが来るかもしれない