演奏形態のいろいろ

1月5日に趣味団体「サラ文」の行事に参加し その機関誌に次の
報告書を投稿した
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中村学園深川七福神巡り接待の行事に、パフォーマンス要員と
して参加しましたので、その立場からの感想を述べます。
初参加でしたので、演技を如何に展開したら良いかいろいろ思案
しました。阿部さんと佐々木さんの「春の海」はあらかじめ分かって
をリ、これは正月の定番なので何度でも演奏してもらへばいいと思
ひました。また、加藤さんの尺八もあるので、自分は違った物にし
たいと考へ、一節切と万能尺八をメインに、ギャグ的にミニ酒樽を
用意しました。
この会場ではお客さんは三々五々入場して来る、とどまる人もあ
ればサッサト通り過ぎる人もあります。目的は七福神巡りの途中
の一休みですから、引き止めてはいけないのですが、さうは言って
も演奏者心理としては足止めさせたくもあり、なかなか微妙な所
です。ここがホコ天パフォーマンスとは違ふ点です。
一節切の「子守唄メドレー」を聴いてゐた母娘が暫く後になって
一緒に歌ひたいからもう一度やってくれと言って来たときは正直
うれしかったですね。
大黒舞の森田さんを見てゐるうちに、ふと思ひついて、森田さん
に笛を吹いてもらって、見物人にも呼びかけて阿波踊りを仕掛
けたら大成功で、甲村さんや外人女性らも飛び入り!
この日の収穫は、加藤さんの試みに倣っての大八木さんのミュー
ジカルソーとの合奏です。未経験でしたが結構いけるなと感じま
した。
この日から一ヶ月間に6回の演奏機会があり、それぞれ形態内容
が異なりますが、今年の最初に珍しい良い体験ができました。