「手向」の工夫ーその5ー声楽の会

11月27日
練馬区 味工房 夢魚
Konzert des Herbst und Essen

声楽の先生を囲み お弟子さん達や先生の歌を聴き後で料理を
楽しむ催し
縁があってこの席に出席し 尺八演奏を披露することになった
この時もやはり「手向」だが こんな席では 尺八に直接接する
人はほとんどゐないから 啓蒙的に演出する必要がある
限られた時間でそれをやるわけで
最初に尺八の歴史の説明として一節切を取り上げ「無常」を吹いた後
尺八で「手向」へと進行した
この日は高音から吹き始めることができた
慟哭→慨嘆→鎮魂・慰霊へと言ふ趣向
後で伴奏のピアノの先生が「心に染み入りました」と言ってくれた