夢中の即興

10月21日
新宿駅東口 アルタ前
歩行天ライブ

メロディー楽器は御大の庄田次郎氏と筆者だけだったので
この日は笛を吹きまくった

実は竹筒の更なる発展として 中間が太く先と元とが細い豪州アボリヂニの
スティックを遣って見たかったのだ
それは太鼓と拍子木を一人で使ひ分けながら叩くやり方を編み出したかった
のである

笛の即興はまだまだ未熟で よく考へながらの演奏を心がけてきたのだが
たまたまこの日はその前に高校の同窓会があって
芋焼酎水割り・ウィスキー水割り・瓶ビール・赤ワイン・白ワイン・
冷酒・ウォッカのロック・カンパリ? を一杯づつ飲んでゐたので
朦朧とした頭で吹いたものだ
吟味も何もなくただ勢いに任せて吹いたのである
それでも流れはよかったと思ふ

この感覚はもっと検証してみたい

このところ専ら2尺2寸の尺八を吹いてゐたので 前の日に笛を吹いたら
唇の周りの筋肉が痛くなった
笛の筋肉と尺八の筋肉は同一ではないことをあらためて痛感した